す〜っと真っ直ぐ

< PREVIOUS　　　|　　　NEXT >

GR徹底紹介

す〜っと真っ直ぐ

2013-04-19

こんにちは、ヒロです。

新しいGRの試作機が手元に届いてからというもの週末はわくわく感が抑えきれず、息子を連れ出しては撮影に出かけていますが、APS-Cセンサーを搭載しながらもポケットに入るサイズ、起動も終了も1秒と高速、AFも速いので、サクサク撮影ができてとても楽しいです。
よくここまで仕上げてくれたなと、このカメラの開発にたずさわっていた一人として特別な想いで使用しています。

この新しいGRはAPS-Cセンサーを搭載したというだけでなく、"GRレンズ"という高い性能基準を満たしたレンズを搭載しながらこのボディサイズに収めているという点がより価値のあるのものだと思っています。
（以下写真は全てGRで撮影）

絞り優先AE F4.0 1/800s ISO100 -0.3EV補正 AWB

試作機が届いてからまず最初に行ったのがこれ。
自宅マンションの壁が格子状の模様になっているのでレンズの歪曲チェックを実施。
（格子が小さいのでかなり厳しめなテストですが、、、）
直線が直線に写ることがGRレンズの特徴の1つですが、やはりここは妥協していません。GRレンズは画像処理での歪曲収差補正は実施せずに、全てレンズで光学的に補正しています。これは初代GR DIGITALから続く拘りの一つですね。

絞り優先AE F3.5 1/1000s ISO100   AWB

画像の中心だけでなく周辺の描写も優れている点も特徴の1つですが、この格子の写真ではF3.5までしか絞っていないにもかかわらず、4隅もコントラストが高く非常にシャープです。

絞り優先AE F4.0 1/1250s ISO100 -0.3EV補正 AWB

す〜っと真っ直ぐ

絞り優先AE F4.0 1/125s ISO100   AWB

絞り優先AE F4.0 1/180s ISO100 -0.3EV補正ブリーチバイパス　

この日は天気が悪く曇り空だったのでブリーチバイパスで撮影してみました。
左上にわざと丸い街頭を入れてみましたが歪みが無く丸く写っていることがわかります。

絞り優先AE F4.5 1/1000s ISO100 -0.7EV補正 AWB

絞り優先AE F7.1 1/1500s ISO200 -0.3EV補正 AWB

新緑が綺麗で思わずカメラを向けました。
これは周辺画質のチェックで撮影。このような被写体を撮影した場合でも画面周辺にかけて非常に緻密でシャープに写ります。

絞り優先AE F4.0 1/500s ISO100 -0.3EV補正 AWB

大型センサーを搭載したことによるメリットの一つに"立体感"もありますね。小型のセンサーでは得られなかった立体感を写真に表現することができるようになりました。

絞り優先AE F3.2 1/2000s ISO400    AWB

絞り優先AE F4.0 1/1000s ISO100 -0.3EV補正 AWB

絞り優先AE F3.5 1/2000s ISO200 -0.7EV補正 WB:屋外

解像度が高いことはもちろんですが、歪曲収差が少なく、周辺部までシャープ。そして片手で手軽に持って歩けるサイズに収まっているのですから、自然とシャッターを押す回数が増えてしまいます。これからも天気の良い週末が楽しみでなりません。