【スクエア撮影の気持の切り替え】

こんにちは、きょーちゃんです。
夜、会社から帰る時間、肌寒くなってきたなーと感じ始めました。
空気がだんだんと冷えていくタイミングと合わせるように、夜道を時折甘い香りが漂いはじめて、見回すと隣家に大きな金木犀が満天のオレンジ色の星を咲かせていることに気がつきました。こんなとき本格的に秋を感じます。

さて、今月のお題はスクエア。

僕がスクエアで撮影するときのちょっとした気持の切り替えのお話を。
GX100 Pモード F9.1 24mm相当 1/1250 ISO100 コントラスト+2　色の濃さ+2　-1.3EV 屋外

縦と横が同じ高さのフォーマットは普段横長（縦長）の写真を撮り慣れているとちょっと新鮮（ちょっと手ごわい）気がしてしまうかもしれませんね。

たとえばランドスケープで撮影するとき、両脇をトリミングしたイメージをつくりながらで撮ってしまう時が僕もあります。
そんなときちょっと発想の転換。
下の写真を見てみてください。
これはGX100で２８mm相当で撮った３：２のランドスケープの写真です。

GX100 Pモード F6.5 28mm相当 1/500 ISO100 白黒　-0.3EV 屋外

スクエアっていうと頭の中で以下のように引き算をしてイメージすることが多いのですが、

もう一枚
これは同じくGX100にワイコンをつけて１９ミリ相当のスクエアの写真。
GX100 Pモード F5.1 19mm相当 1/810 ISO100 白黒　 0.0EV 屋外

両横端を見ると判りますが、２８mmランドスケープの幅に結構近いんですね。

つまり切り落として狭くなったな～って思いながら撮るんじゃなくて、
違う画角のレンズでしかも上下方向（左右方向）にもっと写しこめるなら、なにが撮れるかな？
って考えながら撮影対象を探すと、撮っているときの気持ちも撮った写真も結構変わってくる気がしました。

いつもの慣れた長方形のフォーマットに縦にもうちょっと（あるいは横をもう少し広く）
入ったらどんな写真が撮れるだろ…？という感じです。

あくまでもこれは僕なりの気持ちの切り替え方ですが、もちろん普段からスクエアのフィルムを使っている方や、そんなに考えなくても楽しいよって方、いろいろいらっしゃるのではないかと思います。

ともあれ今回のトラックバック企画スクエアをきっかけに、皆さんといろいろなスクエアな写真を共有して、いままでとちょっとちがった撮影対象の捕らえ方を共有できればうれしいな、って思っています。

ぜひぜひ沢山のすてきなスクエア写真のエントリーをお待ちしています。

GR DIGITAL Aモード F3.5 21mm相当 1/250 ISO64 普通　+0.3 AWB
(ワイコン装着撮影後、1:1トリミング）

これは前回載せた写真ですが、このときはGRしかもっていなくて、あーこれは１：１で撮れたらな～
って思いながら撮った写真だったんですね。
今回はＧＲもトリミングで参加との事なので、イメージしてた写真に変更して載せてみました。

GX100 Pモード F6.5 24mm相当 1/640 ISO100 コントラスト+2　色の濃さ+2　-1.3EV 屋外

GX100 Pモード F2.9 35mm相当 1/2 ISO154 白黒　-0.3EV 屋外

あ。そうそう。
最近街にあるセルフで紙焼きする機械の中には、ＣＤレーベルサイズの紙が指定できるのもありますね。
これだといい感じに１：１が収まります。
自宅のプリンタで設定してもいいかも知れません。
ジャケット写真を撮るつもりで撮影してみると結構楽しいです。
自分のお気に入りのアルバムに自分の撮った写真をジャケットにするとしたら…
なんて考えるとワクワクします。
空のＣＤケースに紙焼きした写真を入れて蓋をひっくり返せば簡単な写真立てにもなったり（笑）
ぜひいろいろ楽しんでみてくださいね。

GX100 Pモード F2.7 28mm相当 1/100 ISO100 白黒　-0.3EV AUTO

GX100 Pモード F4.6 19mm相当 1/320 ISO100 白黒　-0.7EV 屋外