- RAW現像はじめました -

こんにちは、ワッキーです。

わたしはこれまでの撮影ではJPEGでの撮って出しがほとんどでした。
リコーのデジタルカメラには個別色設定やWB補正などJPEG撮影をサポートする機能が沢山盛り込まれて便利に使っていましたし、一方でRAW撮影をするとファイルサイズが大きくなる、撮影のテンポが遅くなる、パソコンでの作業も面倒、とRAWでの撮影を敬遠していました。
ですが最近ではRAWで撮影する機会がぐっと増えてきています。

今日は私がRAW撮影するようになったきっかけを紹介したいと思います。

GXR A12 50mm Pモード ISO200 F6.3 SS1/640 -0.3EV RAW->Jpeg化

　
ひとつめのきっかけはRAW撮影の恩恵を受けたい撮影シーンが増えた、ということ。

子供が生まれて、撮る写真の半分が子供の写真になりました。まだ外で遊びまわれる年ではないので、必然的に室内での撮影が増えました。
室内撮影で難しいと感じたのは室内の照明による色味への影響が大きいという点です。十分に光が回る日中であれば室内撮影もそれほど難しくないのですが、日が沈んで室内灯をつけるようになると我が家では昼光色の蛍光灯と白熱灯がミックスされた状態になって、カメラ内のオートホワイトバランスでは補いきれないケースが出てきてしまいました。

RAW撮影の魅力はなんといってもPCでの画像編集許容量の大きさです。
JPEGでは破綻してしまうようなホワイトバランスの補正もRAW画像では難なく補正できるようになりました。
まだまだ色味の調整で私自身が迷ってしまうことが多く課題がありますが、これまでJPEGで撮影して救えなかったような画像も望みの色味に調整できることが多くなりました。

GXR A12 50mm Pモード ISO200 F4.5 SS1/320 +0.7EV RAW->Jpeg化

　
つぎに、これが一番大きいのですが、RAWでの撮影が快適になったと言う点。

カメラ性能の向上で記録用のバッファが増え、撮影中にカメラに待たされる時間がぐっと少なくなりRAW撮影時のストレスが減りました。
沢山連写するようなケースはさすがに一眼レフに譲りますが、私がGR DIGITAL III、GXRで普段撮影するような風景や静物の撮影では不便は感じていません。

また、操作性の良さもRAW撮影を快適にしてくれます。
私の場合、GR DIGITAL III、GXRのファンクションキー2（Fn2）にRAW→JPEGのモードを割り当てて、即座にRAWとJPEG撮影の切り替えを行っています。
JPEGでさくさく撮影したいとき、RAWでじっくり撮影したいとき、思ったときにすぐにモード切替が出来るので重宝しています。

GXR A12 50mm Pモード ISO200 F3.2 SS1/125 +-0.0EV RAW->Jpeg化

　
最後はRAWファイル自体が扱いやすくなった、という点です。

記録メディアが大容量かつ安くなったことでRAWのファイルサイズ（撮影可能枚数）も以前ほど気にならなくなりました。リコーのデジタルカメラは画素数がGR DIGITAL III、GXR S10で10M、GXR A12で12Mと、ファイルサイズが大きくなりすぎない(GXR A12で撮影したファイルサイズを確認したら18MB程度でした)のも加えて良い点だと感じています。これは記録メディアだけではなくHDDなどのPC側の記憶装置についても同じようなことが言えそうですね。

PC性能も日々性能アップしているので（私は何年もPCを変えていないのでこの点では恩恵に預かれていないですが）、RAW現像処理もより快適に行えるようになってきたのではないでしょうか。RAW現像ソフトも同じように改良されているはずです。

GXR A12 50mm Pモード ISO200 F4 SS1/320 +-0.0EV RAW->Jpeg化

　
私がRAW撮影を始めたきっかけは上記のとおりです。

RAW撮影には興味あるけどまだあまりやってないなあと言う方の参考になればうれしいな。
ぜひ一度チャレンジしてみてくださいね。
はじめてみると現像時にあれやこれやと写真をいじる楽しさにはまってしまうかもしれませんよー。

それでは！！

投稿者 ワッキー | TrackBack(14)