【空パズル】

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社員奮闘記

【空パズル】

2008-05-22

ちょっとごぶさたしてました。きょーちゃんです。

今回は"空"、広角レンズで撮りたくなる風景の一つですね。
皆さんからもいただいているトラックバックでも、さまざまな空を拝見させていただき、僕らライタ-もとても楽しませていただいてます。

僕自身、GR DIGITALをポケットに入れるようになってから、綺麗な空だな～って思ったときにいつも手元にカメラがあって、自分自身が撮る写真のなかで空の写真を占める量は増えたみたいです。

ソラの撮り方って、いただいたトラックバックを手繰ってみると、人それぞれなんだなーと思います。
あらためて自覚したのですが、僕の空の撮り方って、知らず知らずの内にパズル遊びをしているみたいですね。
街の中で長く生活していると、
「空」＝「街のシルエットが切り取る蒼い空間」
というイメージが植えつけられてしまっているせいでしょうか。

ちょっとドラマチックなコントラストの写真にしてみました。
でも、この写真はPCのレタッチソフトは使っていないんですね。
種明かしなんですが、Ｒ8のカメラの中の補整機能だけで、実現してみました。

Ｒ8には撮影した画像にレベル補整やＷＢ補整が出来る機能が付いているのですが、
これが結構たのしくて、自分の見たままにさらに近づける補整だけでなく、自分の内面にあるその風景のイメージに置き換えてゆく事にも使えるかもしれません。

ちょっとアングルが違いますが
上の写真もこんな感じで補正してます。
R8 オリジナル
まず通常の撮影でも空のグラデーションが出やすい逆光で、前景に街のシルエットをパズルのように空に嵌め込んで、撮影。

R8　レベル補正(MANUAL)画面　補正前

R8 レベル補整
次にレベル補整でコントラストを強くする方向で補整しています。

R8　レベル補正(MANUAL)画面　補正後
ヒストグラムの三つのポイントのうち、左（暗部）と真ん中（中間調）の調整がキーですね。

液晶操作画面を撮るのがちょっぴり難しくてうまく伝わっているか不安ですが、
操作イメージをお伝えできていたらうれしいです。

カメラの中でいろいろできるのもたのしいですね。

レベル補整は僕もPCのレタッチソフト上では暗部を起こす時などに使うのですが、
今回はむしろ誇張して街が空を切り取る様を表現してみました。
以下もR8のカメラ内で補整していますが、レタッチソフトでも、同じようなレタッチが出来ると思いますので、興味がありましたらトライしてみてください。
オリジナル

レベル補整