GR DIGITALカレンダーの作品に木村先生から講評をいただきました！

< PREVIOUS　　　|　　　NEXT >

特別企画

GR DIGITALカレンダーの作品に木村先生から講評をいただきました！

2007-12-07

皆さん、こんにちは。師走だけでなく、いつも駆け出し王子です。
GR DIGITALカレンダーは、着々と製作が進んでおりますが、想定外の嬉しいことがありましたので、報告します！
審査員の木村先生から「どれも素晴らしい作品だから、選ぶのに悩んだよ。選ばれなかった作品の為にも、選んだ作品にコメントをしよう。」と嬉しいご協力をいただけました。各作品への先生の講評を掲載しましたので、ご覧下さい！


＜総評＞短期間の応募期間ながら多くの優れた作品が寄せられ、作品は総てプリントアウトし時間をかけて審査をしました。リコーのGRの優れた機能や特徴を生かしつつカレンダーとしての季節感も考慮しながら表現としての完成度の高い作品が結果として選考できたことに満足しています。きっと皆さんも一年間部屋にかけて楽しめるカレンダーになると信じています。

【表紙】
	「Autumn colors」　Kim Taesoo 雨上がりの朝、木立の間から清らかな光がさしこんだ小さな自然の世界を格調高い画面構成と確かな技術で表現しGR DIGITALの精緻なイメージをつくりあげました。

【1月】
	「Soap bubbles」　山下　修新しい年、シャボン玉を胸いっぱい吸い込んだ息で青空に向って吹き上げる光景が素適です。大空に一年の幸せの願いが届きますように。

【2月】
	「time」　Zhong Yang 紅殻で塗られた高い塀に冬のやさしい光が木立の影をつくり、春が近くまでやってきた気配が感じられ静かな時間が流れてゆきます。

【3月】
	「smile fox」　伊藤　青史お稲荷さんの狐の多くは恐い顔をしていますが笑顔の狐は珍らしいですね。春3月は人生のスタート、笑顔で狐が応援してくれます。

【4月】
	「working man」　堀田　滋郎色とりどりの衣装を運ぶ人が春も一緒に運んできてくれました。アフリカの旅での出会い、見事なスナップショットです。

【5月】
	「Indian summer」　植原　誠春うらら人も動物も陽だまりでうつらうつら、半逆光の陽光で“ひねもすのたりのたりかな”猫の日なたぼっこで表現しました。

【6月】
	「rainy day」　 mini-may 梅雨の雨に緑が洗われ美しく光ります。こんな時は車のなかでゆっくりと休憩しながらの森林浴。いいドライブでしたね。

【7月】
	「my road」　滝沢　淳けだるい暑さから逃れて“そうだ島へ行こう”セイリングにダイビング、仕事なんかしばしの間忘れてしまえ。沖のヨットでは、冷えたビールが待っている。


【8月】
	「Hamaasobi」小牧　民嗣夏の海は子供の天下、素適なビーチで遊ぶ子供達の姿にほれぼれ。カメラを持って波間に突進。ワイドレンズの迫力が満点の写真です。


【9月】
	「You really make me laugh」 naa-san 実りの秋の王様は焼きとうもろこし。屋台で買った焼きたてのあつあつを片手にワイコンつけてまず一写。カメラをかたときも離さずの精神が勝利しました。


【10月】
	「SHIMONADA」　渡邉　薫南国の海辺の無人駅、去る秋を惜しむがごとく花一輪。いつくるともない電車を待って客一人、時間が止まったようないい光景です。


【11月】
	「To The Sky」　高橋　良雄街なかの小さな陽だまりに残ったタンポポ一輪、銀色に輝きながら一つまた一つ風に舞いながら旅立ちをする。冬も真近にせまってきました。


【12月】
	「un viejo y mar」　Rio Despacio 今年も何ごともなく平穏無事に過ぎようとしています。いつも歩くこの道は大好きな散歩道。海の彼方に今日も見事な夕焼けを見せてくれました。海も空も街灯も今年一年ありがとう。