- 旅、GR、香り -

みなさんこんにちは。ワッキーです。

まだ5月だというのに、東京では日中は夏のような暑さの天気が続いてます。
私のまわりでは体調を崩されている方が多いのですが、この時期は昼夜の寒暖の差が大きいですので、みなさんも何卒お気をつけください。

さてさて、今年の私のGWは暦どおりではありましたが、遠出して飛騨高山まで行ってきました。

私は、旅行に持っていくカメラ機材を選ぶのに随分と悩んで時間を使ってしまうタチなのですが、新製品のCaplio GX100に押されて出番が減り気味だったGR DIGITALが少し寂しそうだったので（笑）、今回はGR DIGITALをメイン機種に据えることにしました。

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高山は飛騨の小京都というだけあって、古い街並みが印象的です。

深い黒褐色の建物に見とれていると、目線のその上、屋根の上で屋根材の塗装をしている人を見つけました。
こうした日ごろのケアがあって古い綺麗な街並みを保てるんだなあと、地元の方々の努力に感心してしまいます。

GR DIGITAL, Pモード, F5.6, 1/500秒, ISO64, -0.7EV, WB AUTO

立派な酒蔵の裏手には、お酒のケースがずらり。私はこういう、同じパターンの繰り返しに弱いんです（笑）。
この写真のように縦横のラインをしっかり揃えて撮影する時には、歪みのほとんどない、GRレンズの光学性能の良さを実感します。

GR DIGITAL, Pモード, F6.0, 1/400秒, ISO64, -0.7EV, WB AUTO

盆地に広がる高山には、少し街から外れると小さな山がいくつもありました。
そんな山の中腹にあった、大きな杉が印象的な神社の木陰で一休み。
写真右側のこの大杉は、天然記念物だそうです。何年も何年も高山の街を見守って来たんでしょうね・・・

GR DIGITAL, Pモード, F5.5, 1/500秒, ISO64, -1.0EV, WB AUTO

神社から再び街の中へ。
すると、お祭りの行列に運良く遭遇しました。
子供からお年寄りまで、お祭り衣装に身を包んでの大行列。衣装の勝手が悪かったのか、しきりに笠のあご紐を直す子供達の仕草が可愛らしかったです。

GR DIGITAL, Pモード, F5.0, 1/400秒, ISO64, -0.3EV, WB AUTO

朝から一日中歩き続けて足がクタクタになっていたところ、田植え前の水田に映り込む夕焼け空を発見。
綺麗な景色に出会うと、多少の疲れなら飛んでしまいますね。
この後、暗くなるまで撮影のペースが再び上がりました（笑）。

GR DIGITAL, Pモード, F5.0, 1/320秒, ISO64, -0.3EV, WB AUTO

久々に大活躍のGR DIGITALでしたが、旅行の途中で、撮影ペースがCaplio GX100の時よりも早いことに気づきました。

機種に慣れていないことの影響も大きいのかもしれませんが、Caplio GX100は多くの機能が詰め込まれているので撮影時にあれこれ凝りすぎてしまうことがあるようです。その点、GR DIGITALではあまり悩まずに被写体に向えるのでリズム良く撮影できました。

どちらの方が良い、悪い、という問題ではありませんが、今回、改めてGR DIGITALをメインに撮影して、Caplio GX100との使い分けが以前よりも明確になってきたように感じました。

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旅行中は今月のトラックバック企画、「香り」を常に意識しながら撮影していたのですが、「香り」、いやあ、実に難しいお題ですね・・・

普段は建築物や壁など、無機質で香りそうにもないものばかりを撮影しているせいか、難儀しました。

雨に濡れる古い街並み、なんて「香り」のする写真になりそうだなあ
なんて考えていたのですが、運悪く（良く？）天候に恵まれまして、ボツ案に。

あれこれ悩んだ結果、湿気から立ち昇る香り、ということで日陰に咲いていた小さな花を撮影しました。

GR DIGITAL, Pモード, F3.2, 1/160秒, ISO64, -1.3EV, WB AUTO

どうでしょうか？しっとりとした土草の香りを感じていただけたでしょうか？
難しいなぁ・・・