GR徹底紹介

【ツインアップダウンダイアル操作編】

2005-09-30

こんにちは、きょーちゃんです。
昨日の設定編につづいて、操作編です。

普段どのように撮影してらっしゃるかで、興味のある機能もそれぞれ違うのではないでしょうか?
できるだけ、多くの場合で説明してみますね。

前回も書いたのですが、β機での操作確認でしたので、撮影した画像の公開はまだダメって釘を刺されてます。(ゴメンナサイ)もう少し待っていてくださいね。

β機ではありましたが、一眼レフと一緒に持ち歩いて撮ってみた感想は

・特に細かいこと気にしないで設定をいじらず撮っても充分綺麗。
・一眼レフユーザーなら一眼と同じ感覚で様々な設定を変更、調整できるので、撮影中GR DIGITALに持ち替えても、シームレスに作画イメージをカメラに伝えることができる感じでした。

ココから実際の撮影時の操作です。
[ツイン・アップダウン・ダイヤル]の液晶側のダイヤルを押し込むと撮影中頻繁に変更したい設定について簡単に呼び出すことができます。(ADJ中と言うのだそうです。)
このADJからの選択では,設定時と同様,確定は十字キー真中の[OK]ボタンで撮影状態に入りますが、
ADJ中からの変更の場合に限って、レリーズ半押しでも、そのとき画面上で選択された設定での撮影に入れるので、急なシャッターチャンスでも大丈夫ですね。

アジャストボタン(ADJ)
まず、液晶側にある[ツイン・アップダウン・ダイヤル]のダイヤル。
コイツは撮影モード中に押し込む(1)とこんな感じで手早く変更したい設定が、表示されます。
1操作ADJ.jpg
左から[露出補正],[WB(ホワイトバランス)]と[ISO]
前回の設定編で、僕が追加設定した、[画像]が表示されてますね。
ここで液晶側のダイヤルをクリクリすると(2)4つの機能の選択できるメニューが左側に表示されてきます。
今は[画像]がオレンジ色に選択されてるので、画像のメニューにある、硬調とか白黒とか見えてますね。
あらかじめ設定したお好みのコントラスト,シャープネス,色の濃さの設定1や設定2もココで選べます。どれにするかはレンズ側のダイアルをクリクリっとします(3)

ズームボタン
設定編で、僕はここに露出補正を割り当てました。
だから、撮影中ズームボタンを上下に動かすだけで、露出補正が1/3段づつ、+-2.0EVまで修正できます。
2操作ズーム.jpg


各撮影モードの時は?


「Pモード」
3操作Pモード.jpg
Pモードの時はレリーズ半押しで画面に絞りとシャッター速度が表示されます。
ここでレンズ側のダイアルをクリクリすると同じ露出での絞りとシャッター速度の組み合わせが変更可能になってます。
プログラムシフトってやつですね。


「Aモード」
4操作Aモード.jpg
A(絞り優先)のときは液晶画面右側にはそのときのモードに合わせた、数値が表示されます。
これもレンズ側のダイヤルで変更します。


「Mモード」
5操作Mモード.jpg
マニュアルです。
液晶画面の右側に絞り値(上) シャッター速度(下)の順で表示されてます。
絞りはレンズ側のダイアルで(青)、シャッター速度は液晶側のダイアルで(赤)それぞれ変更します。
液晶画面の値すぐ左側の縦線が露出で上プラス下マイナス露出で三角が上下します。
真ん中が適正露出ってことですね。


じゃあ僕はどんな感じで撮ってるかというと。

普段はPモードで、そのときの被写体にあわせ、プログラムシフトさせてます。
ほとんどこれでいけちゃうんですが、
アンダーめ、オーバーめの表現をしたいときは
ズームボタンに割り当てた露出補正で随時補正してます。

じっくり撮りたい、まったく逆にスナップでさっと撮りたい時などはマニュアルで事前に適当な露出に合わせておいて、光の状況を見ながら調整してます。
[ツイン・アップダウン・ダイヤル]を使うと他のコンパクトカメラでは操作が面倒で設定変更が億劫になっていたことも、リニアに変更できますね。
一眼レフユーザーは同じ感覚で設定を変更、調整できるので、撮影中GR DIGITALにカメラを持ち替えても、シームレスに作画イメージをカメラに伝えることができるんじゃないでしょうか。

慣れてくると、グリップする指が自然に伸びる位置で絞りとシャッター速度をそれぞれ変更できるから、
GRを片手にぶら下げたまま、液晶画面なんか見ないで(あー1/3段開けよう)とか可能なので、
まるで右手にカメラがくっついちゃっている感じ。
以前長徳先生が言っていた、視神経の延長って言葉。的を得てるな~なんて思いました。

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