社員奮闘記
画質を評価するとき
2005-10-01
どうも、社員Nです。今日の東京は秋晴れの気持ちよい空でした。こんな日はカメラを持ってフラッと出かけたくなります。さて・・・
お客様に使っていただくカメラが店頭に並ぶ前に、”試作品”が何度か作られます。この試作品、開発のメンバーが画質を作りこむために使ったりその他いろいろな役目(ボタンの押しやすさを確認したりとかです)を果たしてくれます。
今回、GR DIGITALの試作品を外に持ち歩いてテスト撮影をしてみたときに今までに無い緊張感がありました。たとえばR1VやR2、GX8の試作品を街の中で使ってもよーく見ないと新型であることが分る人はほとんど居ません。(苦笑)
でも今度のGRはアナログのGRの雰囲気を持っているためカメラに興味のある方が「あの人見たこと無いカメラ持ってるな。何だろう」とじっと見つめられてしまったらどうしようなどとビクビクものでした。
そんな中でもテスト撮影なので「中心と周辺の画質がほぼ同じ」、「ディストーションが少ない」、「パープルフリンジが少ない」等々・・が分りやすいシーンを探しながら撮りまくるのです。
沢山撮影した画像をチェックするときが白黒フィルムを自分で現像してタンクから出したときや印画紙を現像液に入れて「じわーっ」と像が出てくるときの緊張感に似てますね。(変かなぁ)
で、その結果をフィードバックして、画質のチューニングを何度も繰り返していくのです。
このブログでも、今後ちっちやきょーちゃんが撮影した写真を紹介してくれると思いますので、期待してください。
投稿者 社員N | TrackBack(5)