GXR用カメラユニット A16 24-85mm 発売前インプレッション

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社員奮闘記

GXR用カメラユニット A16 24-85mm 発売前インプレッション

2012-03-20

こんにちは、みにゅうです！お元気ですか。
今年は春の訪れが遅いようですが、梅の花が咲き出して、やっと景色に春の兆しが感じられてきました。

さて今回は、間もなく発売予定の、GXR用新カメラユニット、RICOH LENS A16 24-85mm F3.5-5.5 を使用してみたので、作例を中心に紹介したいと思います。

GXR + A16 24-85mm, Pモード, F5.5, 1/125秒, ISO200, EV+3.4, WBオート, f=85mm
（画像をクリックすると800×600画素サイズの拡大画像を表示します。以下同じ）

久しぶりの新カメラユニットということで、待ちかねていたGXRユーザーの方も多いのではないでしょうか。
このユニットの特長のひとつは、撮像センサーが1620万画素というこれまでにない高画素数のものに変わったこと。どんな写真が撮れるのか、わくわくしながら撮影を開始しました。

とにかく撮ってみよう！まずは室内でトライ。

GXR + A16 24-85mm, Pモード, F5.5, 1/90秒, ISO1131, WBオート, f=85mm

目元の毛並みなど、シャープな描写が得られました。前後のボケがやわらかく出ています。
この写真はISO感度が1131と高いのですが、画質の荒れが感じられません。高感度特性の良さに驚きました。

GXR + A16 24-85mm, Pモード, F5.4, 1/73秒, ISO500, WBオート, f=70mm

24mmから85mmという画角は、自然に「見た」ものを撮っている感覚で扱えるレンズ。
室内程度の距離感で子供のポートレイトを狙うのにも良いと思います。

GXR + A16 24-85mm, Pモード, F4.2, 1/39秒, ISO456, WBオート, f=35mm

次はカメラを持って外へ。
最短撮影距離は全ての画角でレンズ先端から25cm。マクロレンズではありませんが、望遠端画角85mmで最短撮影距離近くまで寄ると、小さいものもかなり大きく撮影できます。

GXR + A16 24-85mm, Pモード, F5.5, 1/100秒, ISO734, EV+0.7, WBオート, f=85mm

GXR + A16 24-85mm, Pモード, F5.5, 1/100秒, ISO351, WBオート, f=85mm

撮像センサーの画素数が多いので、デジタルズームも有効に使えます。
池の近くにいたカルガモを、デジタルズーム（オートリサイズズーム3M）で狙ってみました。

GXR + A16 24-85mm, Pモード, F5.5, 1/125秒, ISO542, EV-0.3, WBオート, f=180mm相当（オートリサイズズーム3M）

澄んだ夕暮れ空に灰色の雲が浮いていて、その色彩感の対比が面白いと思いました。
陸橋の欄干に肘を押し当ててブレないよう注意。高感度ISO1600ですが、空のグラデーションが綺麗にとらえられています。

GXR + A16 24-85mm, Pモード, F3.5, 1/6秒, ISO1600, EV+0.3, WBオート, f=24mm

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レンズはこれまでのユニットに比べて径が太く長いですが、左手で鏡胴を持つことで全体を支えるようにするとしっくりする構えになります。鏡胴のザラザラした仕上げも手触りがいい。

露出しているレンズの面積が大きいので、表面が汚れないよう気を使いますが、オプションで専用の「自動開閉式キャップ LC-3」が用意されています。これがとても便利。しかもかっこいい！
他のズームレンズユニット P10 28-300mm、S10 24-72mm 用のオプション LC-2 では３枚に分割されていた前面のカバーが、LC-3 では４枚に分割されました。

【LC-3を装着　左：電源Off時　右：電源On時】

短期間の使用でしたが、これまでにない個性をもったレンズユニットのポテンシャルを感じることができました。まだまだ紹介したいことはあるのですが、他のライターからも紹介される予定ですので、ご期待ください。

カメラユニット A16 24-85mm F3.5-5.5 の発売予定日は、3月23日です。

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ところで、トラックバック企画３月のテーマは「YELL」です。
僕からはこの１枚。

GXR + A16 24-85mm, Pモード, F4.5, 1/160秒, ISO200, WBオート, f=24mm

日々成長し、どんどんできることが増えてゆく子供たち。
一生懸命に、時には悔し泣きしながらチャレンジする姿に「がんばれ！」と思わずにはいられません。そしていつのまにか、こちらの手の届かないところまで木登りができるようになっている。
「できた！」の得意げな顔からは、逆にこちらが応援を受けたかのように、元気をもらっています。

みなさまの投稿を楽しみにお待ちしています。
それではまた！