社員奮闘記
紅葉と鳥と月と花 〜 CX6インプレッション
こんにちは、みにゅう です!
なんだかあっという間に12月。今年も半月を残すばかリとなりました。
さて今回は、発売されたばかりのCX6を手にして、秋から冬へと向かう景色を撮影してみました。
(CX6のブラックは12/3発売、シルバーとピンクは12/16発売です)
秋はやはり紅葉に目を奪われます。
晴れた日の木漏れ日に透かして見るモミジの鮮やかさ。
CX6, F4.8, 1/73秒, ISO160, EV+1.8, WB屋外, f=105mm(35mm版換算,以下同)
CXシリーズでは、10.7倍の高倍率光学ズーム(28mm〜300mm、35mm版換算、CX1のみ7.1倍ズーム)が楽しいです。
望遠端で300mm、さらにデジタルズームを駆使して、なかなか近づけない鳥もぐいっと引き寄せて撮影することができます。
どんどん撮ってみよう!
冬が近づくと姿を見せるカワウが、近くの池に飛来していました。
CX6, F5.6, 1/84秒. ISO400, EV-1.2, WBオート, f=420mm(オートリサイズズーム:5M)
300mm〜600mmのズーム領域では「超解像ズーム」が働き、劣化が少なく解像感の高い画像が得られます。
CX5以降で搭載された機能で、とても気に入っています。
撮影の気配を敏感に感じて逃げてしまうカラスですが、横を向いて素知らぬ振りをしながらカメラだけを向けてみたら、これまでにない近さで撮影できました。
ファインダーを覗かなくても、斜めからでも見やすい背面モニターだから可能な方法です。(人を対象とする撮影では「怪しいやつ」になってしまうのでお控えくださいね (^_^) )
黒がつぶれず羽根のつやが見えるよう、プラスの露出補正にも気を使いました。美しい鳥だと思います。
CX6, F5.6, 1/68秒, ISO400, EV+0.2, WBオート, f=300mm
池で見かけることの多いコサギが、桜の木の上で休んでいるところを発見。
珍しいアングルを枝の隙間から狙います。
あの細い枝に、よくバランスをとってとまっていられるなぁ。
CX6, F5.6, 1/440秒, ISO218, EV+1.2, WBオート, f=530mm(オートリサイズズーム:3M)
夜の銀座で、一風変わった鳥を見つけました。
CX6, F5.6, 1/4秒, ISO400, EV-0.8, WBオート, f=300mm
満月近い月をバックに、今にも飛んで行きそうです。
照明は街の灯りだけで相当暗く、シャッタースピードが遅かったのですが、「手ブレ補正」がよく効いて、手持ち撮影でもほとんどブレのない画像を得ることができました。
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満月といえば、12/10の夜にはめったに見られない天体ショー「皆既月食」がありました。
横浜近辺では幸運にも薄雲がかかる程度で、しっかり見ることができました。
CX6, F5.6, 1/400秒, ISO400, WB屋外, f=850mm(オートリサイズズーム:1M), focus=∞, シャッタースピード優先モード
月食の時特有の形となる、欠け始めの月を撮影しました。
オートリサイズズームを最大倍率近くにすることでここまで大きく撮れます。
月はけっこう明るくて、マイナスの最大露出補正-2.0でも表面の模様が白く飛びがちになってしまいます。そこで、CX6に新しく搭載された「シャッタースピード優先モード」を使用しました。
モードダイアルを「A/S」に合わせると「絞り/シャッタースピード優先モード」になり、Fnボタンを押すことで絞り優先モードとシャッタースピード優先モードを切り替えられます。
シャッタースピード優先モードに設定しシャッタースピードを短くしてゆくことで、通常モードの露出補正よりも暗く設定することができました。
それと、ズーム倍率が高い場合、いったん眼を離すと被写体を見失ってしまうことが多いのですが、これも新機能の「ズームアシストモニター機能」のおかげで、月をフレームに収めるのがとても楽でした。
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他にも、標準画角域で花などを撮影してみました。
【コスモス】
CX6, F8.0, 1/440秒, ISO400, EV±0.0, WBオート, f=35mm
夜に花開く月下美人。
白色LEDライトで照らしながら、幻想的な雰囲気を狙ってみました。
【月下美人】
CX6, F4.3, 1/6秒, ISO100, EV+0.7, WB屋外, f=50mm
マクロモードで小さい花も細部まで描写されます。ボケも素直です。
【イチゴ】
CX6, F4.3, 1/104秒, ISO100, EV+0.3, WBオート, f=50mm
【水滴】
CX6, F4.8, 1/73秒, ISO367, EV+0.5, WBオート, f=105mm
冷え込んだ朝。畑のブロッコリーの葉に注意深く描いたような幾何学模様が現れていました。
【初霜】
CX6, F4.3, 1/111秒, ISO100, EV±0.0, WBオート, f=50mm
CXシリーズの特長を受け継ぎつつ、新機能によって画質も撮り易さも進歩したCX6、楽しく撮影できました。
ぜひ店頭で手にとってみてください。
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最後にひとつお知らせです。
昨年の10月から始まった「MTV & GR」のコラボレーション企画、「音写人 -otographer-」は
計52組のアーティストに参加いただきました。
音楽家がGR DIGITALを持つことで生まれた新たな表現。
更新は終了していますが、サイトは2012年3月まで公開されています。
ぜひ、訪れてみてください。
それではまた!
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