社員奮闘記
リコー展に行ってきました!
駆け出し王子です!
ひろがご案内しましたが、日本カメラ博物館で開催されている「リコー展」に行ってきましたので、ご報告します。とっても楽しかったです。
通常は館内撮影禁止なのですが、当日は学芸員さん立会いのもとで、特別に撮影を許可していただきました。気になる人気度を学芸員さんに聞いてみたところ、「まだ平日の開催だけですが、その割には好調です。」とのこと。よかった、よかった(嬉)。さて、さっそくご紹介しましょう!
まずは、日本カメラ博物館の玄関でお出迎えしてくれるカメラです。
すみません。私、なんというカメラかを確認し忘れました(恥)。
でも、いきなりこのようなカメラと対面できて、期待が高まります!
常設展だけでも、200~250点のカメラが展示されていて、とってもボリュームがあります。
学芸員さんも「この常設展と企画展を合わせて300円という格安で見ることができるので、皆さん来て下さいね!」とピーアールされてました。うん、お得です。さらに、リコー展開催中は、リコーカメラを持参すると、100円引きになるそうです。うん、本当にお得ですね!
そして、ありました!なんと、世界最初のカメラです!!
1839年に発表されたもので、日本ではここにしかないというとても貴重なものです。
常設展をぐるっと廻ると、いよいよリコー展のコーナーです。
これがリコーのカメラのルーツです。写真の向かって左端の小さなカメラです。ここから、リコーのカメラの歴史が始まりました!1934年のオリンピックA型で、当時としては珍しいベークライトボディ、つまり樹脂性のボディを採用していました。
こちらはオートハーフシリーズが展示されています。
シリーズのあるモデルは、カメラの前面プレートが貼り替え式になっていて、カラーバリエーションが楽しめたそうです。掲示しているカタログは当時の時代を感じますが、同時に新しさも感じたのは不思議でした。
これが噂の「サンキュッパ」。
徹底したコストダウンにより、レンズとケース付きの一眼レフで当時として画期的な価格を実現して、テレビCFで「サンキュッパ」と連呼していたそうです。年表によると1978年発売で私は8歳の頃になりますが、私はそのテレビCFを見た記憶がない(恥)。
学芸員さんによると、このコーナーも人気だそうです。FF-1の試作品が展示されています。製品化にあたりユニークなカラーを検討していたのですね。
写真では分かり難いですが、スケルトンボディでフィルム給装のギア等も”見える”けれども、ちゃんと写真が撮れることで話題となったカメラです。国内限定2,000台で、私の入社した1992年の発売です。
そして、我らのGR DIGITALの原点といってよいのではないでしょか?
パトローネ部分以外はカメラ本体の厚さを25mmにおさえたR1やGR1のデザインモックのコーナーです。
こちらには、R1のゴールドモデルも展示されており、必見ですよ!
この後は皆さんもご存知のように、デジタルカメラが開発の中心となり、現代に至ります。
約350台の、これだけ沢山のリコーカメラを見るのは、私も初めてでした。そして歴代のリコーカメラを見て、私は現代で販売促進の仕事をしていますが、それぞれの時代で同じ仕事をされた先輩方も「私と同じ気持ちで、同じ苦労をしながら、同じ喜びを感じていたんだろうな」と思い、気持ちが引き締まりました。
この他にも、まだまだお伝えしたい展示が沢山あるのですが、今回はここまで。
ぜひ日本カメラ博物館に足をお運びの上でご覧ください!
最後に私の「アングル」写真はこちら。
私の子供も多くの男の子と同じで電車遊びが好きですが、特にトンネル遊びが大好き。
その日もベンチの手すりをトンネルにして遊びだしました。
そんなところを、たまたま持っていたCaplioR5ですが、ローアングルで子供目線で電車のおもちゃを接写しました。すると、おもちゃ(横浜市営地下鉄1000系)とはいえ、結構格好良いですね!