社員奮闘記
【寄稿:中田浩資】 タイトル「漢」
こんにちわ、ちっちです(*・д・)ノ
私の周りではノロウィルスが流行っていますが、皆さん風邪などひいていませんか?
さてさて・・・
過去に、回りのGR仲間からの寄稿をご紹介したことがありましたが、
今回は、カメラマン友達からの寄稿です!
若手のカメラマン兼GRユーザーの中田さんは海外での撮影が多く、GR DIGITALも撮影のお供に連れて行ってくれているようです。
是非、海外の撮影写真を!とお願いしたらところ快諾してくれました~!
不定期ではありますが、何回か掲載させていただく予定です。
まずは、彼が昔住んでいたという、北京の写真からご紹介します。
「漢」
広角、フリーハンド、接写というドライブ感は中国の小さくてうらぶれた食堂のどんぶりにはもってこいです。
お店の店頭にいる「いらっしゃいませ人形」。中国人は一緒に写真を撮ったりしないのかなぁ。僕はこれ撮る前に撮っちゃいましたけど。
高級料理屋の片隅でオブジェにされていた茶器。背中が寂しくありませんか?「お茶を注いでくれりゃいい仕事するんだぜ。」って言ってるようです。
バネが強そうだったから勢いよく入ろうとしたら、抜けた瞬間閉まる途中で止まったのがわかったんです。振り返りざまにザマミロとシャッター押しました。
あんまり美味しかったのでアンバーをおさえました。不味そうでしょ?
古い民家の力強い廂の色遣いと、抜けるような青空がフレームの中に飛び込んできました。
下町を縦横に巡る小道、「胡同」。近代化の進む北京ではこういうのがどんどんなくなりつつあります。
この食器たちは、料理が盛られるのを待っているのです。白地にブルーの景徳鎮(これは確実にニセモノですが)は、派手な中華料理と出会って初めてその魅力が引き出されるのですから。
ほんの何年か前まで朝もやに突進していた黒光りしたチャリの大群。この度見つけた広場を舞うBMX。不思議なことにおんなじ自転車にしてみえないんですねぇ。
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中田浩資
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1975年生まれ。
1997年~1998年の北京滞在中、通信社ストリンガーカメラマンとして報道写真に携わる。
帰国後、会社員、スタジオアシスタントなどを経て2004年フリー。
紀行、ルポ、料理写真を中心に雑誌等で活動。
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