社員奮闘記

【白黒,アスペクト比3:2】

2005-09-22

こんにちは,きょーちゃんです。
今日はどちらかというと,銀塩使いの人や,デジタル一眼な人向けの話題かも。

最近のエントリでは皆さんの疑問にお答えすべく、白黒は?RAWは?なんて話がでてきましたね。
実は僕自身もまだ仕様を知らされていない時期に,皆さんとまったく同じ質問した覚えが(笑)

僕にはさらにもう一つ気になることがありました。

「GR DIGITALは撮影時、アスペクト比(横と縦の長さの比率)を変更できるのかな?」って。
(結論から言うとできますー)

現在販売されているコンパクトデジタルカメラのアスペクト比(横と縦の長さの比率)は、ほとんどが4:3。
一方,銀塩フィルムやデジタル一眼レフのアスペクト比は約3:2。
写真を並べてみるとわかります。
これとこれ

4:3(一般のデジタルコンパクト)<> 3:2(35mmフィルムやデジタル一眼)
r201-s2.jpg<>r201三二-s2.jpg

例が悪かったかも orz
上の写真は一眼からコンパクト機に持ち替えて撮影したら、左の4:3の写真になってしまいました。
頭の中は右の写真3:2のイメージ、もうちょっと左右をそいだ構図。
まあどっちがよいのか(好きか)は別として…


実はデジタル一眼レフ(もしくは銀塩)とデジタルコンパクトカメラを両方持ち歩いていると、このアスペクト比の違いにいつも途惑っていました。
構図に余計に入り込んだり,下がらないと収まりきれなくなったり。


銀塩フィルムだってアスペクト比は様々で 6×6版の1:1や、645版等ありますね。大きさも様々。
それぞれのフィルムサイズ、アスペクト比を使いこなすプロや、ハイアマチュアの方々ならば、その時手にしたカメラにあわせ頭の中で構図のイメージを切り替えてらっしゃるのだと思います。
blogなどでコンパクトの4:3の画面いっぱいに表現されている皆さんを見るとすごいなって思います。


一方僕にはとてもそんなことまで頭が切り替わらず(汗)、カメラを持ち替えるたびに途惑ってしまいます。

サブカメラとして、違和感なくカメラを持ち替えたい。

と考えたとき、できればアスペクト比を合わせられたなら。と思っていたのですが今回よかった~という気分。

一方白黒。
最近初心にかえって、白黒を撮るつもりで撮影時白黒モニターできるCaplio R2をサブとして持ち歩いたりしてます。
白黒で撮るっていうことは、カラー撮影時以上に光の行方に気を使わないと、のっぺりとメリハリのない写真になったりして、すぐ作品はねかえってしまいます。
脳内で風景の色を削ぎ落としていって、陰影だけでイメージする。この感覚は実はカラーのときにも自然と生かされるわけですね。
これもデジタルのいいところで液晶画面があるから、撮るとき、撮ったその場で、ある程度イメージをつかむことができるので、脳内白黒モードのイメージを取り戻すのに結構役に立ってます。



白黒。

アスペクト比。

どちらも「撮る人の被写体を見るイメージがしっかりしてさえいれば、どんな道具であれイメージ通りの写真が撮れるのだ。」
なんて言われればそれまでなのですが、
個人的には、

「もし、デジタルの利点を生かすことで、沢山の人が作品の幅を広げるきっかけになるのであれば、こんな機能が追加されたのはとても嬉しい。」
とも思っています。

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