社員奮闘記
【GRと一眼の関係(デジタル版「GR」とデジタル一眼との関係)】
きょーちゃんです。
9月。
まだまだ日差しは強いですが、夕暮れ時の太陽の角度がだんだんと低くなってきて、街の立体感が際立つ季節になってきました。
仕事中でも、ついバッグにカメラを放り込んで写真を撮りに出たくなってしまいます。
さて、ちっちさんに続いて僕も今回、新たに始まるデジタル時代のコンパクトと一眼の関係を考えてみようと思います。
あくまでも僕の使い方での考察ではあるので、そのレベルで受け取ってくれればうれしいです。
写真は撮る人の数だけ”想い”があると思うから。
改めて自分の使い方を思い出してみると
「いつもカメラを持ち歩いて、身軽に気持ちの向くままにシャッターを切りたい。」
かな。
ちっちさんと同じで、普段一眼レフに単焦点のレンズを付けていることが多くなりました。
描写の良さから、単焦点の35mmから85mmクラスの明るいレンズが中心。
今普及しているデジタル一眼はほとんどがAPSサイズのCCDを使っていて、フィルムレンズの約1.5倍程度に伸びた画角になります。
広角、たとえば現行のデジタル一眼レフで28mmの画角で撮りたいなって時には、フィルム用レンズ17-18mmの超広角を用意することになるよね。
【するとジレンマ発生!】
①従来のフィルム用レンズで17-18mmはもっていない。(今まで画角を活用する機会とレンズ価格が見合わなかった)
しかもCCDの特性で周辺部描写まで保証できない可能性がある。
②じゃデジタル専用ズームではどうか?
確かに専用ズームでは18-55あるいは18-70前後のレンズが主となってきているよね(フィルム換算で28-75mm、100mmクラス)
画角的には問題ないけど、僕の常用域35-50mmが暗くなってしまうし、単焦点のレンズのボケ味には至らない。
出かける当日、画角が絞りきれないときはF2.8通しのズームを持っていくこともあるけど、結局「あー、あの単焦点持ってけば良かった。」
って後悔することが多かった。
③じゃーじゃーデジタル専用、広角レンズ。または広角ズームでは?
確かにこれは専用設計で映りは申し分ないのかな。
ただし結構な値段はする。しかも構造上大きい(重い)ことが多い。
これも前述のとおり、使う機会と値段、持ち歩く際の重さに見合わなかった。
(身軽に撮りたいって言う僕の使い方で)
それにレンズ交換が頻繁になるとデジタル一眼特有の懸念事項(CCDにゴミ付着)もある。
気にしてちゃ~一眼使う意味がない。のだけど(汗)
でも写真を撮るとき少しでもストレスを減らしたい。
んで
現時点の解決策は、
デジタル一眼レフは標準域単焦点レンズ(撮影内容に応じて、単焦点をもう一本)
広角&スナップ用としてGX-8を持ち歩いています。
これを撮った時も、一眼レフは35mmF2.0。&GX8のセットでした。
一眼のファインダを覗いていて
・もちょっと広く構図に収めたいなー(下がれないよ。もう!)
・スナップでシャッターチャンス!
・お、この花の接写をしたいぞ。
こんなとき、GX8の出番となります。
重い高価な広角レンズをもう一本持ち歩くより、取り回しのよいサブ機の方が心強い。
でも、一眼レフの写りと比べるとGX-8でもまだまだ物足りない。
銀塩GRのときの仕上がった写真のワクワク感まで届かない。
それからGX。ジーンズのポケットに入らない(泣)いや無理に入れれば入りますが。
銀塩GRの時みたいにちょっと尻ポケットにつっこんどいて、っていうのはできないす。
あのGRのお気楽さ、でも本気出すとすごいぞ感が足りないのです。
贅沢な願いだとは思います。
でも、もし実現するのなら。
こんなハッピーなことないよね。
気軽にお気に入りのレンズが付いたカメラを二台連れ出せるなんて。
もっと小さく。もっと明るく。もっと素敵な描写で。
デジタル版GRは期待に応えてくれるだろうか?
もしかしたら、
「今日はコイツ(デジタル版GR)だけでいいか。」
って思うくらいだったらなおの事、嬉しい。
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