アメリカ写真便り ~サワロ国立公園~
再びアメリカよりちっちです。
私にとっての聖地アリゾナ。「砂漠の乾いた空気とサボテンの景色」を見に一人、
アリゾナ州ツーソンにあるサワロ国立公園(Saguaro National Park)へ。
今回はGR DIGITALⅢとGXR+P10と旅しました。
巨大なサワロサボテンはソノラ砂漠特有のサボテンです。和名は弁慶サボテン。
高さは10-15m、重さは10tにもなります。サワロの成長は極めて遅く、芽を出してから30年以上たってようやく花が咲き、50年以上経ってはじめて腕が伸び始めます。寿命は200年ほど。
サワロはでかい、それゆえにまた魅力的。
GXR+P10 F8.7 1/500 ISO100 EV-0.7
この景色を見るために!
GXR+P10 F8.7 1/500 ISO100 EV-0.7
GXR+P10 F9.5 1/350 ISO100 EV-0.7
このとげ、すっごく固いです。
高い気温と低い湿度、そして少ない降雨量の環境の中で生存するために進化したサボテン。水分の蒸発を防ぐために葉が変形したものがトゲです。暑い日中から急激に低温の夜になった時に発生する露が葉に残らないで、直接根の張っている地面に落ちるようになっているそうです。トゲのまわりに生えている毛も、日中の高温や冬の冷気からサボテンを守るために大切な役割をしています。もちろん外敵から身を守ります。
GXR+P10 F8.7 1/500 ISO100 EV-0.7
GXR+P10 F9.8 1/500 ISO100 EV-0.3
サワロは雨が降るとヒダが膨らんで内側にあるスポンジ状の部分に大量の水を吸い込みます。たった一回の雨で1年分の水分を蓄えることができます。雨の少ない砂漠に住む鳥や昆虫などの砂漠に生きる生き物に必要不可欠な水を供給している父ちゃん的存在です。
そして1つ1つがユニークでまるで人間のように見えてくるサワロ。
車を停めてはトレッキングをして、自分のサワロ探しを始めます。
GXR+P10 F8.0 1/600 ISO100 EV-0.7 / GXR+P10 F7.0 1/500 ISO100 EV-0.3
おじいさんサワロに万歳サワロ。
GXR+P10 F8.0 1/800 ISO100 EV-0.7 / GXR+P10 F7.0 1/640 ISO100 EV-0.3
神様ったらなんてアーティスト。
GXR+P10 F8.0 1/400 ISO100 EV-0.7 / GXR+P10 F9.0 1/500 ISO100 EV-0.7
そして、太陽に照らされるサワロはとってもセクシー。
GXR+P10 F8.9 1/250 ISO100 EV0.0
年に一度、4月下旬から5月中旬までサワロも綺麗な黄色い花を咲かせます。
今回は見ることができなかったけど、次来る理由にします。
砂漠の乾いた空の色と、たくましく生きるサワロの力強さが写真で届きますように。
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GR DIGITALⅢ F9.0 1/1600 ISO400 EV-0.3
ここでは私はちびっ子です。
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