社員奮闘記
【ポケットの中のツールナイフ】
こんばんは、きょーちゃんです。
すっかり、夜担当となっております(笑)。
昨日のエントリーでなんとなく大きさとか質感が伝わりましたでしょうか?
発表会当日、田中長徳先生と控え室でお話したとき、GR DIGITALのサイズや質感について印象に残ったこと。
田中長徳先生は発表会のセッションの中でも
”これ(GR DIGITAL)だけポケットに入れて世界の果てまで出かけても寂しくないカメラ”
とおっしゃっていましたが、実は控え室でもそんな話をしていたんです。
「先生にとっての”世界の果て”というのは具体的にどんなイメージなのでしょうか?」
とお尋ねすると
「別に遠くなくてもいいんだよ。たとえば東京の路地なんかでもいい。今まで行かなかったところに行ってみたくなる。行く気になってしまう。そんな気持ちになるカメラってことなんだよね。」
あー。なるほど。
そういえば、僕にも覚えがある。
少年時代、初めて親父からプレゼントされたツールナイフ。
小さいくせにパーツが緻密に組み込まれて心地よい重さだった。
そいつをポケットに突っ込んでいると、どこにでもいけそうな気がした…あの感じ。
「少年時代のポケットの中のツールナイフ。そんな感じですか?」と先生に聞くと、とてもうれしそうに「そうそう!それ、それと一緒だよ。」
多分男って、いつまでたっても少年の頃と変わらないね。なんて話をしてました。
確かに
緻密で、無骨で、小さいカタマリ。
手にしっくりと収まるカタチ、手触り、重み。
GR DIGITALを手にすると、
いつもだったら足を止めなかった風景。入り込まなかった路地。
そんなところへ一歩進みたくなるような気持ちにさせられるカメラです。
さて、一緒にお話していた、ちっちさん、えみっふぃーさん。
お二人は、先生とのお話の中でGR DIGITALをどのように感じたのかな。